アーサーおじさんのデジタルエッセイ390

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第390 コピペ


 大型のエレベータの中が混んでいる。
前の女性がいきなり振り返って後ろの女性に言う。
「昨日ね、パワポでいきなりコピペができなくなって、困ってね・・・情シスに電話したのよ」ふーん、そう、と私も“もらい聴き”。
「コピペ」という言葉はなんという不思議な響きだろうと感心した。
解説すると、「パワポ」はパワーポイントで、企画書などを作るパソコンのソフトである。
「コピペ」はコピー・ペースト。
パソコンで使われる操作であり、あらかじめ打ち込んだ内容をそのまま、別の場所に複写すること。
これは2種類の方法がある。

「どっちもダメになったの」だそうである。
「情シス」は情報システム部署のこと。
タイヘンだったね。
 「オッパッピッー」はお笑い芸人の創作的掛け声であるから、何年かで消えるかもしれない。
「パワポ」というシステムの商品名も消えることがあるだろう、でもコピペは操作の省略で自然発生語だから、こちらは長持ちするかもしれない。
などと思うのである。(だから、なんなの?)

             ◎ノノ◎。
             (・●・)

         「また、お会いしましょ」 2007年12月16日更新


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