アーサーおじさんのデジタルエッセイ355

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第355 男と女とオバサン


  誰からか聞いた話だが、韓国では、「世界には三種類の人類がいる、男、女、とオバサンである」という事を言うらしい。
確かに、世界的に昔からオバサンは非合法的に結婚している気配もある−−と、これは冗談だが、親密さについては男女間を上回るかもしれない。
 それから、近所の大きな公園を昼休みに散歩していた時に、花を見に来ている老人達を見ながら、これも友人が言っていた。
「老後の老人は同じ行動をする」「どんな?」「カメラを持って来るとね、花(この場合は桜だったかな)を撮影するのに、女性は遠くから木を写す。けど男性は近寄って接写をする」と言う。
 うーん。そんな気もする。当たっているような・・・。

 でもそうだとすれば何故だろう。
老後の男性は物を接近してみたいのか。
それはこれまでそうしたことがなかったからか、あるいは逆でそれが癖になっているのか?
女性は細かく見るのは慣れていて、今度は遠くから見たいのか。
かなり、男女の違いがあるということは言える。
老後の暮らしはだいたいに女性に有利のようである。
 オバサンは何をするか。
オバサンは花の下に並んで、カメラでお互いを撮る。
あるいは通り掛かった人にシャッターを頼む。
「がはは」と笑っている。
やっぱりエネルギーが違う。
新人類かもしれない。


             ◎ノノ◎。
             (・●・)。

         「また、お会いしましょ」 2007年4月7日更新


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