長時間、テント内で我慢して横になり、逆に気分が悪くなる人もいますから、ほどほどにしましょう。
玉川温泉は、普通の温泉とは異なり、内湯の入湯、岩盤浴とも相当効果があります。つまりかなり強い湯ですから、注意してください。なにせ3日ひとめぐりですから、人によっては長時間入り過ぎて、1日目で体に湯中(あた)りのブツブツした湿疹が出る場合もあります。湯中りが出るようでしたら、必ず入湯後、かけ湯や露天の湯でやわらげるようにして下さい。そのまま入湯し続けると皮膚炎症がどんどん悪化します。
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岩盤浴は国立公園内ですから、テントも無料ですが、早朝から場所取りに大勢の人が押し寄せています。 | |||
玉川温泉は昔から次のような入湯の効果があるといわれています。
特に7番目の効果は素晴らしいものです。老人の肌が若い女性の手の甲の柔らかさになるので、今大騒ぎしている高額なエステなどに行かなくても、安くて、シワ取り効果もあり、体が細胞から若返るなんて夢のよう!
冗談はさておき、玉川温泉の良さがご理解いただけましたでしょうか。
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大噴(おおぶけ)の源泉から98度、毎分9,000リットルの熱湯が川のように流れ下る迫力は、見る人を圧倒します。 | |||
一生に一度は泊まりたい温泉第3話、「玉川温泉」の雰囲気が少しでも伝わったでしょうか。名湯で人気があるところは、やはり湯量が多く、湯船に滔々と湯があふれている温泉です。湧出量は毎分9,000リットル、一つの源泉では日本一です。
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湯治客は玉川温泉ですが、都会から行かれる方のために新玉川温泉の連絡先をお知らせします。
「新玉川温泉」 住所:秋田県仙北郡田沢湖町玉川
電話 0187-58-3100
予約センター電話 0187-58-3000
では、次回(第4話)の温泉物語をお楽しみに!
平成16年5月1日に『ぶなの森玉川温泉』(湯治館そよ風)がオープンし、ゴールデンウィーク中は満室になるほどの人気。
詳しくは、http://www.tamagawaonsen.jp/ をどうぞ!
(平成16年5月9日更新:不動産鑑定士:中舘克己、温泉作家:簾田彰夫、配置図はオリジナル、地図はMapioProを加工、内湯は撮影禁止のため新玉川温泉のパンフを利用させていただきました。なお、(新)玉川温泉は2000年〜2004年5月に毎年2泊で取材している。以下の参考文献を利用させていただきました。)
〔参考文献〕