玉川温泉には、図右側の昔からある「玉川温泉」と、左側の「新玉川温泉」の2つがあります。新玉川温泉は1999年に開業したホテル形式の温泉です。
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玉川温泉は、2つとも湯治場に徹しています。1日1,400人も泊まる温泉宿に娯楽施設が一切ないのは驚きです。玉川温泉を創立した五代目関直右衛門の「病弱者が安心して湯治のできる温泉にする」というこころざしが今でも生きているからです。
玉川温泉のもう一つの大きな魅力は、岩盤浴(がんばんよく)です。玉川温泉の東側300mに地獄谷があり、ここから東側が岩盤浴で有名なところです。
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岩盤のあちこちで熱蒸気やガスが噴き出しており、そこにニンニクや芋類、生卵などを網に入れて15分から20分程度蒸すと、とても美味しくできあがります。ヤケドをしないように軍手や火箸などを用意して下さい。 | ||||
案内図の左側に天然記念物「北投石」があります。台湾の北投温泉と玉川温泉以外では産出されない貴重な石で、普通の石の1,000〜10,000倍もの放射能をもち、蛍光性、熱燐性などを有する希少価値の高いものです。「大噴」付近がもっとも放射能が高いといわれています。
岩盤浴について、更に詳しく解説します。