温泉物語 温泉事典 第2卷 温泉文献目録 2004年12月12日更新

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温泉事典 第2卷 温泉文献目録


  1. ああ、温泉 種村季弘とマニア7人の温泉主義宣言 種村季弘編 アートダイジェスト 2001年12月15日初版第1刷発行、1,500円。
  2. 青森県温泉風土記 松村慎三著、143頁、北の街社 昭和45年7月15日発行、600円。
  3. 秋田いで湯100泉 永井登志樹著、256頁 無明舎出版 1987年10月1日発行、1990年2月1日3刷発行、1,300円。
  4. 浅間温泉 全 付松本付近名勝案内 関寅市編纂、90頁 浅間温泉旅舎組合事務所発兌 明倫堂書店発売 明治44年7月8日発行、15銭。
  5. 私がみつけた味の温泉 藤嶽彰英、151頁 保育社カラーブックス741 昭和62年10月31日 発行、500円。
  6. 熱海市史下巻 806頁 熱海市役所 昭和43年1月20日発行、非売品。
  7. 物語虻田町史第5卷 洞爺湖温泉発展史 虻田町史編集委員会、428頁 虻田町 昭和58年3月7日発行。
  8. 洗う風俗史 落合茂著、258頁 未来社 1984年10月31日第1刷発行、1,800円。
  9. 伊香保温泉誌 田山録彌著、90頁 伊香保温泉組合取締所 明治41年8月25日発行、16銭。
  10. 生きている温泉 身体にやさしい生体に近い水を検証する  大河内正一著、75頁 くまざさ出版社 2003年11月1日発行、1,000円(税別)。
  11. 医者がすすめる驚異の温泉 白倉卓夫監修、220頁 小学館文庫Gし-1 2001年11月1日初版第1刷発行、476円。
  12. 伊豆の國 第2集 特集 温泉 「伊豆の國」刊行会編 木蓮社 2000年11月21日 初版第1刷発行、2,400円。
  13. 一軒宿の温泉 藤嶽彰英、151頁 保育社カラーブックス661 昭和59年12月5日 発行、500円。
  14. いで湯浴泉記 大石眞人著、316頁 新ハイキング社 平成2年12月15日発行、1,700円。
  15. 癒しの宿 ちょっと贅沢、ちょっと幸せ 旅の宿研究会著、254頁 三笠書房王様文庫C18-1 2001年10月20日 第1刷発行、667円。
  16. 映画の名湯ベスト57 西村雄一郎、316頁、小学館文庫Yにー1、1998年4月1日初版第1刷発行、571円。
  17. 岡山の温泉 石井猛・圓堂稔著、174頁 岡山文庫68 昭和51年4月1日発行、600円。
  18. 岡山の温泉めぐり 川端定三郎著、169頁 岡山文庫176 平成7年7月10日初版発行、750円。
  19. 雑誌 imago(イマーゴ) 特集温泉主義 青土社 平成6年11月1日 第5卷第13号、1,300円。
  20. 江戸温泉紀行 板坂耀子編、322頁 東洋文庫472 1987年8月10日初版第1刷発行、2,300円。
  21. 江戸の女たちの湯浴(ゆあ)み-川柳にみる沐浴文化 渡辺信一郎著、259頁 新潮社選書 1996年10月25日発行、1,100円。
  22. 江戸の風呂 今野信雄著、217頁 新潮社選書 1989年2月15日発行、850円。
  23. おもしろい湯宿を探す本 野口冬人著 207頁 文潮出版 昭和58年10月25日第1刷発行、 880円。
  24. 雑誌 温泉 日本温泉協会 平成14年1月1日 第70卷第1号(通巻756号)、320円。
  25. 温泉案内 鐵道院、468頁 文庫版 大正9月3日31日発行、発行所及び価格の記載なし。
  26. 温泉案内 鐵道省、468頁 文庫版 株式会社博文館 大正9月3日31日発行、大正10月11日1日14版発行1円40銭。
  27. 温泉案内 鐵道省、560頁 新書版 日本旅行協会 芳賀宗太郎飜刻 株式会社博文館 昭和2年6月29日発行、1円80銭。
  28. 温泉案内 鐵道省、588頁 新書版 日本旅行協会 芳賀宗太郎飜刻 株式会社博文館 昭和2年6月29日初版発行、昭和3年8月20日7版発行、1円80銭。
  29. 温泉案内 鐵道省、598頁 新書版 日本旅行協会 芳賀宗太郎飜刻 株式会社博文館 昭和2年6月29日初版発行、昭和4年6月25日10版発行、1円80銭。
  30. 温泉案内 鐵道省、622頁 新書版 日本旅行協会 芳賀宗太郎飜刻 株式会社博文館 昭和2年6月29日初版発行、昭和5年7月30日16版発行、1円80銭。
  31. 温泉案内 鐵道省、688頁 新書版 日本温泉協会 山中忠雄飜刻 株式会社博文館 昭和6年3月31日初版発行、1円50銭。
  32. 温泉案内 鐵道省、687頁 新書版 日本温泉協会 山中忠雄飜刻 株式会社博文館 昭和6年3月31日初版発行、昭和8年8月15日再版発行、1円50銭。
  33. 温泉案内 鐵道省、688頁 新書版 日本温泉協会 山中忠雄飜刻 株式会社博文館 昭和6年3月31日初版発行、昭和12年10月15日18版発行、1円80銭。
  34. 温泉案内 鐵道省、432頁 日本温泉協会 香月善治飜刻 株式会社博文館 昭和15年3月30日発行、2円80銭。
  35. 温泉案内 鐵道省、432頁 日本温泉協会 松山愼二飜刻 株式会社博文館 昭和15年3月30日初版発行、昭和16年6月20日再版発行、2円80銭。
  36. 温泉案内 運輸省、462頁 運輸省観光部編纂 毎日新聞社 昭和25年4月10日発行、500円。
  37. 温泉案内 松川二郎、昭和2年発行。
  38. 温泉医学 教育研修会講義録 横山巌編集、394頁 日本温泉気候物理医学会、平成2年4月1日発行、2,300円。
  39. 温泉遺産  源泉かけ流しの宿と歴史的建造物、温泉文化のすべて 野口悦男監修日本温泉遺産を守る会、192頁、実業之日本社、2003年11月10日発行、1,905円(税別)。
  40. 間違いだらけの温泉選び 津野原遊著、192頁 総和社 1996年9月17日 初版第1刷発行、1,200円。
  41. 温泉学 湯原浩三、瀬野錦蔵共著、293頁、地人書館、昭和44年5月20日初版発行、平成3年10月20日第9版発行、2,330円。
  42. 温泉科学の最前線 日本温泉科学会西村進編、236頁、ナカニシヤ出版、2004年4月30日初版第1刷発行、2,000円(税別)。
  43. 温泉言誌 西川義方著、260頁、人文書院、昭和18年7月1日発行、2円60銭。
  44. 温泉教授の温泉ゼミナール 松田忠徳著、206頁、光文社新書020、2001年12月20日初版第1刷発行、680円。
  45. 温泉主義 松田忠徳編集、113頁前後、くまざさ出版社、2001年9月1日発行、950円。
  46. 温泉主義への冒険 温泉主義ストーンズ編、253頁、三一新書1149、1996年10月31日第1版第1刷発行、850円。
  47. 温泉大鑑 日本温泉協会 山中忠雄編纂、885頁 博文館 昭和10年3月5日発行、2円。
    第1節 温泉の定義、 第2節 温泉の成因、 第3節 温泉の湧出、 第4節 温泉の温度及び成因、 第5節 温泉の分布、 第6節 温泉の利用、 第7節 温泉の掘鑿
    第1節 温泉の分類
    第2節 温泉要覧 地域別分類表 北海道46頁〜沖縄278頁、 泉質別分類表
    第1節 温泉場の衛生施設:藤浪剛一-----429
    第2節 温泉場の経営:田村剛-----440
    第3節 温泉建築:平山嵩-----451
    第1節 府県令、 第2節 規約規程類、 第3節 市町村條例
    第1節 緒言、 第2節 羅馬法、 第3節 独逸法、 第4節 瑞西法、 第5節 仏蘭西法、 第6節 白耳義法、 第7節 英吉利法、 第8節 北米合衆国法
    第1節 主要温泉場入浴客数、 第2節 収容設備と温泉場医師
    1.関東地方、 2.東北地方、 3.本州中部地方、 4.近畿・中国四国地方、 5.九州地方、 6.北海道地方、 7.満州地方

  48. 日本温泉大鑑 日本温泉協会 松山愼二編纂、1,318頁 博文館 昭和16年3月28日発行、5円。
    第1節 序言、 第2節 温泉水の由来と重水濃度、 第3節 温泉の化学組成、 第4節 温泉瓦斯、 第5節 温泉の化学組成の変化について、 第6節 温泉の放射能、 第7節 鉱泉の触媒作用、 第8節 間欠泉の化学
    第1節 温泉の分類、 第2節 本邦鉱泉の特異泉質、 第3節 温泉要覧
    第1節 温泉の湧出、 第2節 ポンプの使用、 第3節 温泉の輸送、 第4節 湯の配給、 第5節 温泉の加熱、 第6節 温泉熱の利用
    第1節 温泉湧出地点、 第2節 温泉試錐深度と泉脈関係、 第3節 温泉掘鑿法、 第4節 錐先と錐冠、 第5節 温泉掘鑿と各式試錐法の優劣、 第6節 温泉掘鑿作業と作業中調査事項、 第7節 温泉試錐の成功判断、 第8節 新旧温泉の影響、 第9節 温泉井の保温、 第9節 温泉井の保温、 第10節 温泉井の維持
    第1節 気候及風土といふこと、 第2節 文献について、 第3節 日本の気候の特長、 第4節 日本の気候区、 第5節 総括、 第6節 七十二候
    第1節 硫黄温泉華、 第2節 毛礬類、 第3節 炭酸石灰華、 第4節 珪華、 第5節 北石投 
    第1節 温泉植物研究略史、 第2節 温泉動物研究略史、 第3節 総括
    第1節 温泉利用目的概論、 第2節 適応症と禁忌症、 第3節 入浴方法、 第4節 温泉の飲用療法、 第5節 温泉の特殊療法
    第1節 温泉の園芸的利用、 第2節 温泉の工業的利用
    第1節 温泉地の衛生設備、 第2節 温泉場の経営施設、 第3節 温泉建築
    第1節 国内温泉法規、 第2節 外國温泉法規
    第1節 主要温泉地入浴客数、 第2節 設備と収容
    第1節 温泉と信仰、 第2節 温泉と伝説
    イ 関東地方、 ロ 中部地方、 ハ 関西地方、 ニ 西部地方、 ホ 九州地方、 ヘ 羽越信地方、 ト 東北地方、 チ 北海道地方、 リ 樺太地方、 ヌ 朝鮮地方、 ル 台湾地方、 オ 満州地方

  49. 温泉権 川島武宜著作、322頁 岩波書店 1994年1月21日第1刷発行、5,000円。
  50. 温泉権の研究 川島武宜、潮見俊隆、渡辺洋三編集、631頁 勁草書房 1964年2月25日第1刷発行、5,000円。
  51. 続温泉権の研究 川島武宜、潮見俊隆、渡辺洋三編集、412頁 勁草書房 1980年6月20日、第1版、第1刷発行、5,000円。
    第1章 法律上の問題としての温泉の集中管理、 第2章 温泉の集中管理の法律問題
    第1章 洞爺湖、 第2章 浅虫、 第3章 大鰐、 第4章 天童、 第5章 湯河原、 第6章 伊東、 第7章 山中、 第8章 勝浦、 第9章 皆生、 第10章 道後、 第11章 別府、 第12章 雲仙

  52. 温泉周遊 田山花袋・中澤弘光著、本文265頁、挿し絵100頁 金星堂 昭和6年6月15日発行 2円50銭。
  53. 温泉須知 西川義方、412頁 診断と治療社出版 昭和12年4月1日発行、5円50銭。
    第1章 温泉の尊重と泉格の向上、 第2章 温泉の定義と成因、 第3章 温泉の分類と医治効用概念、 第4章 温泉と標高、 第5章 温泉の処女性、 第6章 微量成分と効能、 第7章 温泉の個性-治療単位論、 第8章 温泉の選択上の概念、 第9章 湯中り
    第1章 淡水浴の作用、 第2章 入り湯(温泉浴・鉱泉浴)の作用、 第3章 入り湯の仕方、 第4章 入り湯の種類(日本の浴法)、 第5章 泉質から観た入り湯
    第1章 飲み湯の来歴、 第2章 飲み湯の効能、 第3章 飲み湯の仕方、 第4章 泉質から観た飲み湯の効能と適応
    • 第4編 飲み湯以外の粘膜応用から観た温泉
      第1章 温泉と吸入、 第2章 温泉と含漱、 第3章 温泉と洗滌
    • 第5編 疾患別から観た温泉
      第1章 胃腸の湯、 第2章 肝臓及胆道の湯、 第3章 レウマチスの湯、 第4章 子宝の湯・子授けの湯、 第5章 婦人生殖器病の湯、 第6章 心臓病と血管病の湯、 第7章 呼吸器病の湯(吸入、飲み湯、入り湯)、 第8章 新陳代謝病の湯、 第9章 泌尿器の湯、第10章 皮膚病の湯、 第11章 梅毒の湯、 第12章 血液病の湯、 第13章 神経系疾患の湯、 第14章 疵湯(外科疾患の湯)、 第15章 痔の湯
    • 第6編 複合療法から観た温泉
      第1章 物理療法との協力、 第2章 気候と温泉との協力、 第3章 季節との協力、 第4章 運動との協力-地形療法、 第5章 精神療法との協力
    • 第7編 設備から観た温泉
      第1章 源泉の保護、 第2章 温泉の導管、 第3章 浴槽(湯槽・湯槽・湯坪・湯斛)、 第4章 社会衛生学的の施設、 第5章 スポーツの施設、 第6章 娯楽設備
    • 第8編 産業から観た温泉
      第1章 温泉の産業的利用、 第2章 泉熱の産業的利用 
    • 第9編 複合療法から観た温泉
      第1章 湯治と宿泊方法、 第2章 銭湯、 第3章 四民均霑の湯治、 第4章 季節による湯治客の調節、 第5章 全年応用法
    • 第10編 歴史と伝説から観た温泉
      第1章 温泉の発見史、 第2章 温泉の利用史
    • 第11編 個性論から観た県別温泉案内
    • 巻頭に参考温泉文献目録があり、1.温泉総論116冊、2.温泉各論228冊、3.温泉関係の一枚摺並錦絵247枚、4.欧文温泉総論書104冊、5.外国主要温泉雑誌14冊、6.外国温泉地案内書116冊、大半が著者蔵書の文献目録が付され、本文も非常にすぐれている。(★★★★)

  54. 温泉生物 伊東祐一著、88頁、創元社、昭和19年発行。
    • (出典:上野文庫古書店頭目録4、2001年6月版、電話03-3831-6853)

  55. 温泉大好き 竹村節子著、260頁、現代旅行研究所、昭和62年2月10日初版発行、1,600円。
    • 温泉旅行が楽しくなるエッセイ集。(★★★☆)

  56. 温泉大百科 I 北のいで湯 北海道・東北編 神崎宣武、山本鉱太郎編、253頁 株式会社ぎょうせい 昭和63年8月10日初版発行、6,500円、絶版。
    • カラー写真満載で解説もすぐれた本。(★★★)

  57. 温泉大百科 II 湯けむりの里 関東・甲信越・東海1 編 神崎宣武、山本鉱太郎編、253頁 株式会社ぎょうせい 昭和63年10月14日初版発行、6,500円
    • カラー写真満載で解説もすぐれた本。(★★★)

  58. 温泉大百科 III くつろぎの古湯 東海2・北陸・近畿・中国・四国・九州編 神崎宣武、山本鉱太郎編、253頁 株式会社ぎょうせい 昭和63年12月10日初版発行、6,500円、絶版。
    • カラー写真満載で解説もすぐれた本。(★★★)

  59. 温泉旅日記 池内紀著、277頁 徳間文庫い32-1 1996年9月15日初刷、540円。
    • 温泉にまつわる面白さ、不思議さ、おおらかさを描いたほのぼの温泉旅日記。(★★★)

  60. 温泉で、なぜ人は気持ちがよくなるのか 石川理夫著、236頁、講談社+α新書64-1B、2001年4月20日第1刷発行、800円。
    • 広く浅い温泉雑学。()

  61. 温泉と共同湯 八岩まどか著、199頁 青弓社 1997年7月3日第1版第1刷発行、1,600円。
    • 温泉と共同湯(共同浴場)を解説した好著。(★★★)

  62. 温泉読本 西川義方著、240頁 実業之日本社 昭和13年6月15日発行、1円50銭。
    • 湯治の入浴方法や飲泉方法を医学的に詳細に解説、もちろん美人の湯などという言葉は無く、「梅毒の湯」も真面目に解説。(★★★)

  63. 温泉と健康 西川義方著、昭和7年発行。
    • (出典:西川義方「温泉須知」文献目録)

  64. 温泉と健康 岩崎輝雄著、305頁 厚生科学研究所 1995年10月16日第1版第1刷発行、3,000円。
    • 温泉経営の入門書。()

  65. 温泉と日本人 八岩まどか著、197頁 青弓社 1993年7月25日第1版第1刷発行、2,000円。
    • 温泉の歴史と現代の温泉の問題を指摘した好著。(★★★)

  66. 温泉に憑かれて五十五年 伊東裕一著、233頁 同文書院、 昭和54年11月15日、 第1刷発行、1,300円。
    第1部 温泉とその科学
    1.温泉に憑かれて五十五年、 2.温泉の構成、 3.温泉はなぜ効くのか-経験と科学、その歩み-
    第2部 日本の温泉、第3部 外国の温泉
    • 日本の温泉科学の研究者が日本及び海外の温泉528か所を訪れた随筆集。第1部は「温泉の科学」の入門書として秀逸。(★★★)

  67. 温泉による町おこし村おこし 落合敏郎著、171頁 リーベル出版 1993年10月1日初版発行、2,060円。
    • 温泉探査にかかわった著者がその経験をもとにして地域おこしを紹介。()

  68. 温泉の医学 高安慎一著、179頁 朝日新選書11 昭和18年7月25日発行、1円10銭。
    • 温泉の歴史と温泉国日本、温泉とは何か・その種類、温泉の成因、温泉の作用、温泉の作用、温泉の一般作用、温泉の特殊作用、温泉で治療される疾病、療養温泉の選択と療養上の注意。
    • 今でも十分に通用する温泉の医学。(★★★)

  69. 温泉の医学 飯島裕一著、231頁 講談社現代新書1423 1998年10月20日第1刷発行、660円。
    • 日本人が古来親しんできた湯治の「癒しの力」とは何か。温泉療法の第一線を全国に訪ねる最新医療ルポ。(★★)

  70. 温泉の開発と設計 室井渡、小幡利勝著、423頁 地人書館 昭和44年4月20日初版発行、昭和50年5月31日第3版発行、1,800円。
    • 温泉学の入門書として最適。過剰汲み上げの弊害を力説した書。(★★★)

  71. 温泉の科学 附 本邦温泉一覧表 黒田和夫著、266頁 長谷川書店 昭和24年3月15日発行、180円。
    • 温泉の自然科学の入門書。(★★)

  72. 温泉の研究 小川琢治著、大正14年発行。
    • (出典:西川義方「温泉須知」文献目録)

  73. 温泉の栞 、日本温泉協会編、146頁 日本温泉協会 昭和8年2月1日発行、定価記載無し。
    • 当時の日本温泉協会に加入する温泉場を写真を主に紹介、本文86頁、広告60頁、昭和初期の温泉場の貴重な資料。(★★★)

  74. 温泉の話 野口冬人著 121頁 現代旅行研究所 1995年3月5日初版発行、 1,200円。
    • PR誌のようなガイドブックを多産する野口冬人が書いた温泉療養の手引き。(★★)

  75. 温泉のはなし 白水晴雄著、201頁 技報堂出版 1994年8月15日第1版第1刷発行、1998年6月10日第1版第3刷発行、1,800円。
    • 温泉学の初歩をわかりやすく解説。(★★★)

  76. 温泉の文化誌 大石眞人著、199頁 丸善ライブラリー149 平成7年2月20日発行、640円。
    • 日本の温泉の問題点を鋭く指摘する。温泉旅館経営者必読の書。(★★★★)

  77. 温泉の法社会学 北條浩、416頁 お茶の水書房 2000年5月25日、第1版第1刷発行。
    • 第1部 温泉と文化
    第1章 温泉とは何か、 第2章 事実としての温泉、 第3章 権利としての温泉、 第4章 文化としての温泉、 第5章 ヨーロッパの温泉と日本の温泉、 第6章 温泉地発展の諸類型、 第7章 温泉地の発展と文化的施設、 第8章 温泉と文学、 第9章 温泉権関係資料の保存と温泉権史の編纂、 第10章 温泉地の活性化、 第11章 温泉地の歴史的形態
    • 第2部 温泉と法律
    第1章 温泉と温泉権、 第2章 温泉権と泉源、 第3章 旧慣上の温泉権とその権利主体、 第4章 温泉権としての温泉の質、 第5章 温泉の掘さくと温泉権、 第6章 温泉分析表と温泉の効能、 第7章 温泉権と入会権、 第8章 温泉権と水利権、 第9章 温泉の集中管理、 第10章 湯河原温泉の集中管理、 第11章 国有林野に湧出する温泉をめぐる問題、 第12章 〈・・・以下略〉
    • 現代の日本の温泉問題を法社会学的に解明した名著。(★★★★★)

  78. 温泉徘徊記 種村季弘著、387頁 種村季弘のネオラビリントス7 河出書房新社 1999年2月15日初版発行、4,200円。
    • 秘湯・霊湯浴び放題、極楽地獄気まぐれ旅のわがまま温泉見聞録(★★★)

  79. 温泉はなぜ体によいか、植田理彦著、226頁 講談社ブルーバックスB-863 1991年3月20日第1刷発行、760円。
    • 温泉の効能、入浴法、適応症についてやさしく解説。(★★★)

  80. 温泉必携(改訂第8版) 温泉研究会編、415頁 日本温泉協会 平成10年12月1日 第8版発行(初版昭和32年2月15日発行)、4,400円。
    • 温泉法および関係法令、通達、質疑応答集などの法務書。(★★★)

  81. 温泉必携(改訂第9版) 温泉研究会編、406頁 日本温泉協会 平成16年4月1日 第9版発行(初版昭和32年2月15日発行)、4,700円。
    • 温泉法および関係法令、通達、質疑応答集などの法務書、付録に温泉関係の統計あり。(★★★)

  82. 温泉百話 東の旅、種村季弘、池内紀編、471頁 ちくま文庫 筑摩書房 1988年2月23日第1版発行、680円。
    • 北海道から関東、甲州の温泉をめぐる名エッセイ・小説を編集。太宰治、坂口安吾、芥川龍之介、国木田独歩、川端康成、萩原朔太郎、柳田国男、折口信夫、小林秀雄・・・(★★★)

  83. 温泉百話 西の旅、種村季弘、池内紀編、446頁 ちくま文庫 筑摩書房 1988年2月23日第1版発行、680円。
    • 信州、北陸から関西、中国、四国、九州の温泉をめぐる名エッセイ・小説を編集。森鴎外、島崎藤村、斎藤茂吉、杉浦民平、吉行淳之介・・・(★★★)

  84. 温泉百話 中村昭著、338頁 青弓社 1997年8月30日第1版第1刷発行、2,000円。
    • 温泉に関するさまざまなエピソードを紹介。(★★)

  85. 温泉へ行こう 山口瞳著、397頁 新潮文庫 昭和63年11月10日発行5平成7年9月20日5刷発行、90円。
    • 読ませる温泉紀行。(★☆)

  86. 温泉法に関する文献 日本温泉協会編、841頁、鉄道省観光局昭和14年刊、1984年3月31日復刻版発行、橘書院刊、定価18,500円、但し、書店注文は不可であり、東京都本郷の伸松堂書店(03-3811-6580)にて直接販売(価格13,000円)。
    • 清水澄(温泉法の制定を望む、温泉法の話)、杉山直治郎(温泉法に関する若干の比較、泉源保護、瑞西泉源法研究資料)、武田軍治(地下水利用権に就て、地下水利用権論、温泉と鉱業との法律的関係、温泉利用権の帰属、温泉発見の意義、鉱泉採酌権は物権なりとの判例評釈、温泉の法律的意義、地下水利用と権利乱用、内湯設置と公安公益)、塩田環(温泉地域の鉱業を論ず)、浅見倫太郎(三十六年前に温泉法制定を促す卓説)、佐藤義雄(温泉法と泉源国有論)、石川芳雄(温泉使用権)、稲田清助(温泉に関する立法問題について)、堤経長(温泉法に就て)、角倉志朗(温泉に関する我国法制の現状と欧米諸国の立法例)、千家哲麿(湯ノ峯温泉の権利譲渡)、播磨龍城(温泉に対する法律観)、日下部義太郎(温泉保護と開発問題、泉源保護・鉱山関係と乱掘に就て)、片岡謌郎(欧羅巴に於ける泉源保護法管見、国家による療養地の保護、浴療学に於ける法律問題)、武若時一郎(水−フランス法の梗概)、温泉保護法に関する座談会、温泉法に関する座談会、温泉保護法制定に就て。
    • 温泉法に関する昭和前期の法律学論文集(★★★)

  87. 温泉めぐり 田山花袋著、476頁 博文館 大正7年12月20日発行、大正13年8月20日27刷発行1円60銭。
    • 温泉紀行の先駆者による当時のベストセラー。(★★★)

  88. 温泉めぐり 田山花袋著、489頁 博文館 昭和2年7月15日再版発行の復刻版、1993年1月22日第2刷発行、2,800円
    • 温泉紀行の先駆者による当時のベストセラーの博文館新社による復刻版。(★★★)

  89. 温泉めぐり 田山花袋著、324頁 角川春樹事務所ランティエ叢書8 1997年11月18日第1刷発行、1,000円
    • 温泉紀行の先駆者による当時のベストセラー。博文館新社による復刻版を底本としている。(★★★)

  90. 温泉浴場 79頁 彰国社建築写真文庫66 昭和33年3月1日発行、300円。
    • 温泉浴場の写真集。(★★)

  91. ドクターがすすめる温泉療法、奥原英二著、191頁 秋田魁新報社 平成10年7月10日発行、1,300円。
    • 温泉と効能や適応症についてやさしく解説。秋田の温泉に関し浴用及び飲用の解説あり。(★★★)

  92. 温泉療養実話集 、日本温泉協会、日本旅行協会編、260頁 日本温泉協会 昭和14年6月5日発行、1円。
    • 温泉療養の体験39を編集。(★★)

  93. 温泉療養の指針(改訂第3版) 大島良雄、矢野良一共著、133頁 日本温泉協会 昭和50年9月10日初版発行、平成3年4月1日3版発行、2,300円。
    • 温泉療養の適切な指導書。(★★★)

  94. 温泉旅行 東日本編 296頁 朋文堂 昭和34月4日20日発行、280円。
    • 名勝に重点がおかれた温泉案内。()

  95. 改訂新版 かながわの温泉 禅馬三郎著、266頁 神奈川新聞社かもめ文庫60 2000年11月1日改訂新版初版発行、714円。
    • 箱根、湯河原、津久井地方、東丹沢、西丹沢、相模野、湘南、三浦半島、横浜市内、川崎市内と神奈川県の温泉を網羅した平成温泉案内で、泉質より観光案内を主としている。(★★)

  96. からだに効く温泉宿、植田理彦著、127頁 婦人画報社Arsbooks16 1994年8月20日発行、1,600円。
    • 医者おすすめのいい湯、わかりやすい入浴方法の解説。(★★☆)

  97. 観光地の成り立ち 浦達雄著、190頁 古今書院 1998年6月1日1刷発行、 2,800円。
    • 下部温泉、石和温泉、湯村温泉、各温泉場の成立、発達、転換期、観光動態について分析し、温泉観光学を学ぶ基本書。(★★★★)

  98. 観光地理研究 岩田孝三編著、264頁 明玄書房 昭和43年6月10日1刷、昭和46年6月10日第3刷発行、 980円。
    • 伊豆温泉の性格と機能、石川県南部における温泉地の観光地理学的研究、吾妻川流域における温泉地の研究、など温泉を観光地理学的に分析した論文が多く、現代の温泉町の分析にも参考となる。(★★★)

  99. 韓国温泉物語 日朝沐浴文化の交流をたどって 竹国友康著、253頁、岩波書店、2004年3月16日第1刷発行、2,800円(税別)。
    • 日朝沐浴文化のルーツ、東莱温泉、韓国の温泉を訪ねて。(★★★)

  100. 慣習法上の権利2 入会権・温泉権 川島武宜著作集第9卷 702頁 岩波書店 1986年3月20日発行、6,800円。
    • 温泉権の研究、続温泉権の研究を大幅に加筆した温泉法学の名著。(★★★★★)

  101. きみの庭にも温泉が出る 石井康夫著、183頁 土木工学社 1984年4月15日発行、980円。
    • 温泉さがしと利用法。(★★)

  102. 草津温泉誌第壱巻 草津町誌編纂委員会 1,126頁 草津町 昭和51月9日20日発行、5,000円(平成13年現在も入手可)。
    • 古代の草津、中世の草津、近世の草津につき膨大な古文書を駆使してあますところなく草津温泉の歴史を細説。日本の温泉誌の金字塔。(★★★★★)

  103. 草津温泉誌第弐巻 草津町誌編纂委員会 904頁 草津町 平成4月6日20日発行、5,000円(平成13年現在も入手可)。
    • 草津温泉観光発達史(山村順次)、草津の教育、草津温泉と近代文学・芸術、湯之沢区及び栗生楽泉園、日本の温泉誌の金字塔。(★★★★★)

  104. 草津温泉誌 自然・科学編I 草津町誌編纂委員会 846頁 草津町 昭和59月12日31日発行、5,000円(平成13年現在も入手可)。
    • 1.草津町の概況、2.草津白根山、3.温泉(火山ガス)、4.湖沼・河川、5.酸性河川、6.温泉工学、7.草津温泉の湧出量、8.草津の気象、9.草津の建築、10.草津温泉の医学的研究、11.ハンセン氏病と草津温泉、12.物理医学からみた草津温泉、13.草津温泉の医師、15.草津の生物、16.草津温泉の植物、まさに草津温泉の理化学事典、日本の温泉誌の金字塔。(★★★★★)

  105. 草津温泉史話 川合勇太郎著 253頁 太平出版 昭和41月8日1日発行、500円。
    • 草津温泉の歴史物語。(★★)

  106. 黒川温泉 急成長を読む 224頁 熊本日日新聞社 2000年5月20日発行、1,429円。
    • 十数年前までは閑古鳥が鳴く黒川が、湯布院と並ぶ人気温泉地に急成長した経緯をレポート。(★★★)

  107. 群馬の温泉 萩原進・木暮敬編著、、221頁 上毛新聞社 1980年10月22日 発行、1,200円。
    • 群馬県の温泉の歴史、泉質、効能を網羅、すぐれた温泉誌。(★★★★)

  108. 健康美の温泉 シェイプアップのために 村井奈美子・竹村節子共著、151頁 保育社カラーブックス766 昭和63年11月30日 発行、600円。
    • 女性向け温泉旅館ガイド。()

  109. 古書に見る温泉 私の温泉紙史ノート抄野口冬人著、200頁 現代旅行研究所 2004年10月15日 初版発行、2,150円。
    • 古書による温泉案内(★★★☆)

  110. これが本物!ニッポンの湯宿 温泉教授、温泉チャンピオンの至福の温泉 松田忠徳・郡司勇・野口冬人・竹村節子・八岩まどか・井門隆夫・門上武司・大塚治雄監修、255頁 全日出版株式会社 2004年12月10日 発行、1,500円(税別)。
    • 温泉の達人8人が語る「ホンモノ」の温泉講座。宿泊料金が高額な宿を幾つも選ぶのは、あまりに安易な選択。達人の皆様、温泉は宿泊料金が高ければ良いというものではありません。いつも身銭を切る野口悦男さんの温泉講座をたまには読まれたらいかがでしょうか。(★★★☆)

  111. とっておきの源泉湯治の旅 野口冬人著 278頁 実業之日本社 2000年11月19日初版第1刷、2000年2月25日初版第6刷発行、 1,900円。
    • 電話帳のようなガイドブックが多い野口冬人の、めずらしくも読める湯治場ガイド。但し、湯治場の選択はばらついている。(★★)

  112. 公衆浴場史 公衆浴場史編纂委員会編集、549頁 全国公衆浴場環境衛生同業組合連合会 昭和47年5月20日発行、3,000円。(3000部限定出版)
    • 第1章 総説
    • 1.公衆浴場史編纂の意義と始末、2.沐浴の沿革、3.洗場の風呂、4.湯と風呂の語源
    • 第2章 各論
    • 1.寺院の温室と大湯屋、2.石風呂、3.施浴、4.銭湯と湯銭、5.浴槽の変遷と種類、6.江戸時代の銭湯、7.湯屋仲間の公認と湯株、8.湯番頭三助の由来、9.薬湯と塩湯、10.温泉と再生温泉、11.湯槽の材料、井戸、上水、下水、焚き釜、燃料、煙突、照明、看板、12.湯具のいろいろ、13.明治の改良風呂と二階の廃止、14.混浴の由来と禁令、15.湯銭の変遷の一斑、16.天災人災と浴場の復旧難、17.浴場組合の創立と活動の一斑、18.近代浴場施設の一斑、19.訴訟の一斑と近代例
    • 第3章 余説
      • 1.沐浴の恩人・重源と忍性、2.沐浴の習慣と伝承、3.殿邸の御湯殿、4.風流風呂と淋汗、5.入浴の俚諺、俚語、6.古川柳と銭湯、7.湯語教、8.入浴浮世絵の一斑、9.福沢諭吉の銭湯経営と銭湯観、10.外人の目に映じた銭湯、11.異聞と笑話
    • 第3章 回顧録
      • 1.浮世風呂・番台50年、2.公衆浴場経営40年の歩み、3.風呂屋の今昔、4.東京に於ける浴場規則その他のうつりかわり、1.沐浴関係書籍主要書目、6.公衆浴場主要史略年表、○編纂後期
    • 唯一の公衆浴場史。(★★★★)

  113. 厚生温泉学 西川義方著、385頁 南山堂書店 昭和19年12月10日発行、10円。
    • 第1編 温泉療養法概説
      • 第1章温泉の積極的応用、第2章日本の正しき温泉利用問題、第3章温泉の分析、分類並びに医治効用、第4章温泉の作用、第5章択泉上の注意、第6章入湯注意10箇条、第7章補助療法、第8章特殊浴法、第9章飲み湯心得11ヶ条、第10章湯中り、第11章温泉と気候療法、第12章泉医の普及と向上
    • 第2編温泉療法各論
      • 第1章レウマチスの温泉療法、第2章神経痛の温泉療法、第3章脳出血症の温泉療法、第4章脳神経疾患の温泉療法、第5章後期梅毒性疾患の温泉療法、第6章心臓疾患の温泉療法、第7章高血圧症の温泉療法、第8章温泉療法による若返り法、第9章貧血症の温泉療法、第10章胃腸疾患の温泉療法、第11章腎臓病及び胆道疾患の温泉療法…
      • 湯治の入浴方法や飲泉方法を医学的に詳細に解説、もちろん美人の湯などという言葉は無く、「梅毒の湯」も真面目に解説した医学専門書。(★★★)

  114. 古文書より観たる日本の温泉 西川義方著、昭和9年発行。
    • (出典:西川義方「温泉須知」文献目録)

  115. 国民保養温泉地ガイド 国民保養温泉地協議会、109頁 日本温泉協会 平成11年8月30日発行、300円。
    • 国民保養温泉地を詳しく解説。カラー写真豊富でこの値段は本当に安くてお薦め。なお、平成13年1月末に新版発刊。(★★★)

  116. この温泉が好きだ!日本秘湯に入る会編、201頁、岩波書店、2004年11月26日第1刷発行、1,500円(税別)。
    • 豪華な温泉宿ではなく、いい湯を取材、温泉案内としてすぐれている。(★★★★)

  117. これは、温泉ではない 温泉教授の温泉ゼミナールII 松田忠徳著、230頁、光文社新書130、2004年1月20日初版第1刷発行、700円(税別)。
    • 日本のホンモノの温泉が死滅しつつある実態を鋭く指摘する温泉教授松田忠徳氏の告発レポート第二弾で、今回は自画自賛の文章が多い。なお、循環湯の問題は、既に2000年5月刊「温泉の法社会学」(北條浩著)で鋭く指摘していることに一切触れていないのは残念。(★★★)

  118. 今昔温泉物語 伊豆・箱根、関東編 山本容朗編、266頁 福武文庫 1990年7月13日第1刷発行、 480円。
    • 吉行淳之介、三浦哲朗、草野心平、川端康成、若山牧水、島崎藤村、大岡昇平など20名の温泉紀行・随筆集(★★★)

  119. 混浴温泉 藤嶽彰英著、151頁 保育社カラーブックス698 昭和61年1月31日 発行、500円。
    • ガイドブックとしては杜撰。()

  120. 塩原の里物語 島遼伍監修、135頁 塩原町文化協会 1998年10月30日 発行、1,000円。
    • 塩原温泉1,200年の歴史。但し、温泉については囲み記事程度。(★★)

  121. 女性にすすめる温泉 竹村節子著、151頁 保育社カラーブックス695 昭和60年11月30日 発行、500円。
    • 女性向け温泉旅館ガイド。()

  122. 女性のためのホンモノの温泉案内 松田忠徳著、203頁、寿郎社、2004年11月15日初版第1刷発行、1,200円(税別)。
    • 女性向きのホンモノの温泉を追求する温泉教授松田忠徳氏の女性入浴指南書。(★★★)

  123. 信濃温泉案内 下平広恵著、138頁、信濃郷土誌刊行会 昭和17年12月8日発行、1円。
    • 長野県の温泉案内。(★★)

  124. 信州・一軒宿の温泉 小山和著、151頁 保育社カラーブックス801 平成2年9月20日 発行、620円。
    • カラーブックスとしてはデータがしっかりとした温泉ガイド。()

  125. 信州の温泉利用法 健康に役立つ 渡邉和彦著、338頁 郷土出版社 1997年4月5日初版発行、1,900円。
    • 紹介する全ての温泉の温泉分析書を付し、温泉入門、資料も充実した療養温泉ガイド。(★★★★)

  126. 信州・飛騨の温泉 横田泰一著、151頁 保育社カラーブックス649 昭和59年8月5日 発行、500円。
    • 泉質表示が杜撰な温泉ガイド。()

  127. 新ポケット温泉案内 清水陸郎編集、303頁 日本交通公社 昭和29年12月10日 発行、150円。
    • 「ポケット温泉案内」の戦後版。現代のガイドブック編集者にも読ませたい本の一つ。(★★★)

  128. 西洋温泉事情 池内紀編著、261頁 鹿島出版会 1989年12月20日発行、2,900円。
    • バース、古代ローマ、バーデン、イスタンブール、ブダペスト、レイキャヴィーク、ムシェネー、ロガシュカ・イラチーナ、バーデン・バーデン、カルロヴィ・ヴァリ、バーデン・バーデン、ヴィシー、キスロヴォトスク、バート・イシュル、サルソマッジョーレ、ヴィッテル、ヨーロッパ一円の温泉誌。(★★★)

  129. 世界温泉文化史 ウラディミール・クリチェク著、種村季弘、高木万里子訳、444頁 国文社 1994年12月10日発行、8,000円。
    • 古代から現代に至るまでの水崇拝と温泉文化の歴史を概観し、ヨーロッパの温泉学の質の高さを示す名著。(★★★★★)

  130. 全国温泉案内 日本旅行会編、460頁 富文館書店 昭和14年6月1日 発行、1円20銭。
    • 当時としてはめずらしい「あいうえお」配列の温泉辞典。()

  131. 全国温泉事典 野口冬人編著、539頁 実業之日本社 昭和47年6月20日発行、1,500円。
    • 日本の1,500温泉地を解説した温泉事典。各温泉地の特色を的確に解説。(★★★)

  132. 全国温泉大事典 野口冬人著、985頁 旅行読売出版社 1997年12月18日発行、9,524円。
    • 日本の温泉を網羅し、詳細に解説した唯一の本格的温泉事典。但し、温泉の現状に対する問題指摘が全くないのが欠点。(★★★)

  133. 全国鑛泉・温泉に関する調査 内務省、大正12年発行。
    • (出典:西川義方「温泉須知」文献目録)

  134. 全国温泉効能名鑑 ニューライフ企画編纂、568頁 日生版社 発行日記載無し、14,369円。
    • 著者名がなく、過去の資料から作成されたと思われ、価格が高すぎる温泉効能事典。(×)

  135. 外湯めぐり 野口冬人著、151頁 保育社カラーブックス758 昭和63年7月31日 発行、500円。
    • 泉質の表示も欠落し、温泉ガイドブックとしては失格。(×)

  136. B級グルメのたのしい温泉 文藝春秋社編 247頁 文春文庫V30-27 1995年3月10日第1刷発行、 680円。
    • 池内紀のガラメキ温泉などめずらしい温泉がたくさん紹介されている。(★★★)

  137. 逐条解説 温泉法 温泉法研究会編集、315頁 ぎょうせい 昭和61年3月31日発行、2,300円。
    • 唯一の現行温泉法の注釈書。(★★★★)

  138. 超秘湯、坂本衛著、247頁 山海堂 1997年10月30日初版第1刷発行、1700円。
    • ガイドブックからこぼれた温泉ガイド? いい湯とはほど遠い迷湯ガイド。()

  139. 東京附近温泉の旅 石村新吉著 469頁 朋文堂 昭和14年8月5日改訂増補版発行、 1円50銭。
    • 温泉及び名勝案内。()

  140. 東西沐浴史話 藤波剛一著、227頁 人文書院 昭和19年1月25日 発行、12円。
    • 日本、インド、ドイツ、ローマ、中国などの沐浴や温泉、浴室、浴槽などの論考。(★★★)

  141. 湯とりっぷ みちのく 湯治においで 河北新報社事業部出版局 191頁 河北新報社 2001年3月22日第1刷発行、 1,700円。
    • 東北の湯治の名湯ガイドブック。地方新聞社ならせめて湧出量くらい調査すべし!()

  142. 湯治で元気になる 石川理夫著、244頁、双葉文庫い21-01、2000年9月20日第1刷発行、524円。
    • 広く浅い湯治ガイド。()

  143. からだにいい湯治の旅 野口冬人著 277頁 実業之日本社 1998年10月19日初版第1刷、2000年2月25日初版第6刷発行、 1,900円。
    • 電話帳のようなガイドブックが多い野口冬人の、めずらしくも読める湯治場ガイド。但し、湯治場の選択はばらついている。(★★)

  144. 湯治場を歩く人がふれあう温泉の原風景を訪ねる マガジントップ編集 159頁 山海堂 1999年10月30日初版第1刷発行、 1,600円。
    • 全国の主な湯治場のガイドブック。過去の懐かしい写真や歴史も紹介しているが内容に乏しい。(★★)

  145. 湯治場通い 野口冬人著 285頁 現代旅行研究所 1991年7月20日初版発行、 1,700円。
    • 電話帳のようなガイドブックが多い野口冬人が、はじめて手がけた読める随筆集。(★★)

  146. 東北温泉風土記 石坂洋次郎編著、125頁、日本旅行協会 昭和15年4月28日発行、50銭。
    • 東北の名湯随筆、案内。(★★★)

  147. 東北の温泉 安斎秀夫著、151頁 保育社カラーブックス85 昭和40年9月25日 発行、230円。
    • 保育社カラーブックスの昭和50年代以降の温泉ガイドは杜撰なものが多いが、初期のものは好かったことがわかるお薦めの一冊。(★★)

  148. 東北の温泉めぐり 新沼美津江著、151頁 保育社カラーブックス653 昭和59年9月5日 発行、500円。
    • 田山花袋の「温泉めぐり」を模した東北温泉ガイド。泉質データが杜撰。()

  149. 鳥取県の温泉 武良禎編者、51頁、鳥取県温泉協会 大正12年11月15日発行。
    • 岩井、吉方、吉岡、浜村、勝見、浅津、東郷、関金、三朝、皆生の各温泉案内。()

  150. 新潟温泉風土記、島津光夫著、140頁 野島出版 2001年6月11日発行、1,429円。
    • 地質學的な解説を中心とした新潟県温泉誌。温泉掘削や温泉宿の歴史も詳しく解説。温泉旅館PR誌が氾濫する温泉出版業界に久々の新風。(★★★★★)

  151. 日本温泉案内 東部篇 714頁、大日本雄弁会講談社、昭和5年7月10日発行、2円50銭。
    • 樺太、北海道、東北、関東の温泉案内。鉄道省刊「温泉案内」に優るとも劣らない名著。(★★★★★)
    • 講談社創始者野間清次の名序文
    • 私は大正十年以来、病気の為め、門を閉ざしてひたすら静養に専念しておりましたが、大正十五年四月、友人の切なる勧めに従い、思い切って温泉に出かけてみることにいたしました。先づ伊香保に参り、一月程おります内に、どうやら体の工合(ぐあい)もよく、気分もよくなって参りました。
       それ迄は一向外に出たいと云ふような気分も起らず、しけ込んでばかり居ったものが、何となく少しでも動いて見たいといふ気持ちになりましたので、これはいっそ他の温泉にも浸って見ようと考えて、それから那須に参りました。茲に一月半程をりますと、いよいよ体の具合がよくなり、…、花巻、…温海。其の間十箇月、もう永年の宿痾(しゅくあ)も、おかげで殆ど全快といふことになりました。…
      何としても力の及ぶ限り、先づ以て全日本の温泉を吾等同胞に御紹介致したい、延いては外国の人々にもお知らせ申したい−そこで、既に此の方面に経験のある方々にもお願い致し、社内にも其の局を設けて、着々この書の編纂に従事いたしました。…

  152. 日本温泉案内 西部篇 720頁、大日本雄弁会講談社、昭和5年7月10日発行、2円50銭。
    • 長野県などの中部、台湾、朝鮮、満州の温泉案内。鉄道省刊「温泉案内」に優るとも劣らない名著。(★★★★★)

  153. 新編日本温泉案内 716頁、森川憲之助編、誠文堂、大正14年6月3日発行、大正15年4月15日第3版発行、2円50銭。
    • 北海道から九州まで網羅した全国温泉案内。宿や内湯などについても書かれており当時の温泉案内としては出色。但し、とりあげている温泉の数は少ない。巻末の「温泉旅行者への注意」に、仲居への茶代(チップ)や「旅館によっては非常に暴利を貪る家がある。つまり俗に言うぼり屋だ。勘定書を見てそして妥協点が見いだせなかったら警察沙汰にしても争うが好い。不当と思ひながら仕方なく支払いすることは、自分の馬鹿者であることを証拠立てることになっても、賢明さを現すことにはならない。金持ちと云う不思議な階級の者で無い以上、滞在費用の幾何(いくばく)は誰でも共通に気になる問題である。・・・」。読んで楽しい温泉案内の一冊。(★★★)

  154. 日本温泉協会70年記念誌 日本温泉協会、212頁 日本温泉協会 平成11年6月22日 発行、3,000円。
    • 平成4年に設立された日本温泉協会の歩みは近代温泉発達史であり、資料価値は高い。(★★★)

  155. 日本温泉・鉱泉一覧 角清愛著、134頁、工業技術院地質調査所刊、昭和50年9月16日発行。
    • 日本全国の温泉2,237について温泉地名、温泉位置、、温度(湯口)、湧出量、泉質、関連地質について一覧表として収録したデータ集。1温泉一行であるが、類書にはない2,237温泉が収録された貴重な文献。この温泉地の位置は日本温泉分布図第2版で確認することができる。(★★★★★)

  156. 日本温泉文献目録第1集(1920年-1970年) 日本温泉科学会編、375頁、丸善刊、昭和48年12月20日発行。
    • 1920年から1970年に至る日本の温泉学に関する論文などを網羅した唯一の文献目録。当時の温泉に関する重要な一般書も網羅した貴重な文献集。(★★★★★)

  157. 日本温泉文献目録第2集(1971年-1980年) 日本温泉科学会編、152頁、日本温泉科学会刊、1985年3月31日発行。
    • 1971年から1980年に至る日本の温泉学に関する論文などを網羅した唯一の文献目録。当時の温泉に関する重要な一般書も網羅した貴重な文献集。(★★★★★)

  158. 日本温泉文献目録第3集(1981年-1990年) 日本温泉科学会編、175頁、日本温泉科学会刊、1995年8月10日発行。
    • 1981年から1990年に至る日本の温泉学に関する論文などを網羅した唯一の文献目録。当時の温泉に関する重要な一般書も網羅した貴重な文献集。(★★★★★)

  159. 日本温泉分布図 角清愛編、A0版1枚、工業技術院地質調査所刊、昭和50年9月16日発行。
    • 日本温泉・鉱泉一覧の温泉地2,237を200万分の1の日本全図にプロットし、記号により泉質及び泉温が解るようにした温泉分布地図。(★★★★★)

  160. 日本鑛泉誌 ベルツ著、明治13年発行。
    • (出典:西川義方「温泉須知」文献目録)

  161. 日本鑛泉誌 内務省衛生局蔵版、3卷(上巻482頁:通論,青森県,岩手県,秋田県,附図,宮城県,福島県,山形県,新潟県,附図、中巻466頁:栃木県,群馬県,茨城県,千葉県,埼玉県,附図,神奈川県,静岡県,山梨県,附図,長野県,岐阜県,富山県,福井県,石川県,附図,愛知県,和歌山県,附図,京都府,大阪府,兵庫県、下巻396頁:鳥取県,島根県,岡山県,附図,広島県,山口県,附図,高知県,愛知県,附図,福岡県,大分県,長崎県,佐賀県,附図,熊本県,宮崎県,鹿児島県,附図,函館県,札幌県,根室県,調査未詳)、報行社、明治19年2月発行、復刻版:1985年7月20日発行、橘書院刊、定価25,000円、但し、書店注文は不可であり、東京都本郷の伸松堂書店(03-3811-6580)にて直接販売(価格20,000円)。
    • 明治6年7月、各府県に鉱泉調査が布達され、全国各地の鉱泉調査結果として初めて公にされた全国網羅の温泉誌。明治14年にドイツ(フランクフルト)で開催された「鉱泉学博覧会」に政府参加するための元データであった。通論に鉱泉の意義及びその常水との区別、鉱泉冷温の区別、鉱泉分類法、鉱泉医治効用、鉱泉用法(附気候療法)、鉱泉の利用及び管理法などが記され、日本の近代温泉学及び温泉誌の基礎を築いた名著。なお、巻頭の漢文にて、(フランクフルトの博覧会にて)一等賞牌を受けた旨の記載がある。(★★★★★)

  162. 日本鉱泉誌 厚生省大臣官房国立公園部編、785頁、青山書院刊、1954年3月発行、2,500円。
    • 明治初期から刊行されていた鉱泉分析結果が、昭和15年を最後として中断していた。本書により全国の著名な温泉1,114の分析結果を精選し公表された。
    第1篇鉱泉の泉質と禁忌症,適応症:第1章鉱泉の定義と分類、第2章泉質の判定、第3章鉱泉の禁忌症と適応症、第4章鉱泉の正しい用法と選択方法
    第2篇鉱泉分析篇:第1章北海道地方、第2章東北地方、第3章関東地方、第4章北陸地方、第5章中部地方、第6章近畿地方、第7章中国,四国地方、第8章九州地方
    第3篇ラドン及びラジウム篇:第1章ラドン測定成績、第2章ラジウム測定成績
    第4篇微量成分篇
    第5篇触媒作用篇
    第6篇温泉関係法令
    追補、索引
    • 第二次大戦後初めて刊行された官製日本温泉誌。A4版785頁の大冊で、温泉の所在地、位置、分析者、試験年度、性状、源泉温度、湧出量、比重、イオン表、塩類表、泉質を詳細に記載。例えば草津温泉は13の源泉の分析結果が載っており、温泉旅館が源泉の場合は旅館名も併記されている。日本で過去に刊行された温泉誌では最も詳細なデータを収録した名著。その後、平成に至るもこのレベルのものは刊行されていない。(★★★★★)

  163. 絵葉書と鳥瞰図でみる日本の温泉 東日本編 日本温泉協会監修 木暮金太夫、中島松樹木編、197頁 国書刊行会 平成4年3月31日 発行、東日本編西日本編2冊セット25,000円。
    • カラーの鳥瞰図10葉、明治から昭和前期までのモノクロ写真や絵葉書を中心とした温泉案内。(★★★)

  164. 絵葉書と鳥瞰図でみる日本の温泉 西日本編 日本温泉協会監修 木暮金太夫、中島松樹木編、197頁 国書刊行会 平成4年3月31日 発行、東日本編西日本編2冊セット25,000円。
    • カラーの鳥瞰図8葉、明治から昭和前期までのモノクロ写真や絵葉書を中心とした温泉案内。(★★★)

  165. 新版日本の温泉地-その発達・現状とあり方 山村順次著、234頁 日本温泉協会 平成10年11月1日 新版初版発行、2,400円。
    • 日本の温泉の歴史や現状把握に最も適している。但し、現代の温泉の問題分析が殆どなく、もの足りない。(★★★)

  166. 日本の宿 宮本常一著、304頁 社会思想社教養文庫529 昭和40年8月30日 初版第1刷発行、320円。
    • 古代から現代までの宿の考察。第8章に湯の宿あり。(★★★)

  167. 入浴・温泉療養マニュアル 143頁 日本温泉気候物理医学会、日本温泉療養法医会、1999年4月発行。
    • 1.総論(入浴生理、温泉地療養、特殊温浴・飲泉など、健康増進施設、浴室・温泉地の入浴事故)
      2.各論(循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、血液疾患、代謝性疾患、皮膚疾患、骨・筋・関節疾患、神経疾患、ストレス関連疾患、婦人科疾患、外科・術後)
      症例別温泉マップ付きの本格的温泉療養マニュアル。(★★★★)

  168. 入浴健康法 植田理彦著、210頁 ゴマブックスB-724 1998年7月5日初版第2刷発行、777円。
    • 楽しみながら体・心・頭を元気にする入浴法。(★★★)

  169. 入浴・銭湯の歴史 中野栄著、215頁 雄山閣BOOKS16 平成6年11月5日新装版発行、2,700円。
    • 銭湯の民俗学。(★★)

  170. 入浴の解体新書 松平誠著、253頁 小学館 1997年5月10日初版第1刷発行、1,800円。
    • 日本人がなぜ風呂好きなのかに迫る、平成の浮世風呂解説。(★★★)

  171. 箱根温泉誌 箱根温泉総合調査報告 企画編集:神奈川県温泉地学研究所、187頁 箱根町企画課 昭和56年3月30日初版、昭和56年10月2日2刷発行、2,000円。
    • 1〜3略、4.箱根温泉開発の歴史、5.箱根温泉の湧出量と泉質、6.箱根温泉の湧出機構、7.箱根火山の放熱量、8.温泉単価(8.1温水の単価、8.2温泉の単価、8.3温泉料金の現状、8.4温泉単価の低廉化の課題)、9.箱根カルデラの地下水、10.箱根十九湯、11.箱根温泉歴史年表、参考文献。
    • 現代の温泉誌としては秀逸(★★★★☆)

  172. 箱根温泉史 七湯から十九湯へ 箱根温泉旅館協同組合編、457頁 箱根温泉旅館協同組合発行 昭和61年3月25日発行、5,500円。
    • 序章 箱根温泉の概要、第1章 明治以前の箱根温泉、第2章 明治・大正期の箱ね温泉、第3章 昭和初期の箱根温泉、第4章 戦時下の箱根温泉、第5章 戦後の箱根温泉、第6章 現代の箱根温泉、第7章 箱根温泉旅館協同組合の歩み、第8章 大自然の中の箱根温泉、資料編
    • 現代の温泉史としては秀逸(★★★★)

  173. 箱根火山 平野富雄大木靖衛他編、185頁 日本火山学会 1971年11月25日第1刷発行、450円。
    • 箱根の火山及び温泉についてわかりやすく説かれた名著。(★★★★)

  174. 箱根 火山と温泉 大木靖衛著、164頁 かもめ文庫? 昭和54年9月発行、580円。
    • 箱根の火山の成り立ちから温泉についてみごとに解説した名著。(★★★★)

  175. 箱根二十湯 やさしい温泉入門 平野富雄著、260頁 かなしんブックス40(箱根叢書24) 神奈川新聞社 1994年7月6日初版発行、1996年7月27日第2刷発行、 950円。
    • 箱根の温泉文献にはすぐれたものが多く、これもその一つ。(★★★★)

  176. 箱根湯本・塔之沢温泉の歴史と文化 箱根湯本温泉旅館組合創立50周年記念誌 箱根湯本温泉組合編集、399頁 夢工房 2000年12月15日初版第1刷発行、1,900円。
    • 序章:箱根湯本・塔之沢の温泉、1.箱根と湯本・塔之沢の概要、2.温泉行政、第1章:中世の箱根湯本温泉、1.鎌倉時代の箱根湯本温泉、2.南北朝・室町時代の箱根湯本温泉、3.戦国時代の箱根湯本温泉、第2章:近世の箱根湯本・塔之沢温泉、1.江戸時代前期、2.江戸時代後期、第3章:近代の箱根湯本・塔之沢温泉、1.明治時代前期、2.明治時代中期、3.明治時代後期、4.大正時代、第4章:現代の箱根湯本・塔之沢温泉、1.昭和時代前期、2.戦時下、3.戦後、第5章:箱根湯本温泉旅館組合の成立と諸事業の展開、・・・。
    • 箱根湯本・塔之沢温泉誌(★★★★)

  177. 秘湯の旅 藤嶽彰英、本文151頁 保育社カラーブックス448 昭和53年11月5日 発行、430円。
    • ガイドブックとしては杜撰。()

  178. 風呂考現学 江夏弘著、207頁 TOTO出版 1997年5月10日初版第1刷発行、2,381円。
    • 日本人は如何に湯となごんできたか。古代から現代まで語る風呂文化論。(★★★)

  179. 風呂とエクスタシー 吉田集而著、307頁 平凡社選書159 1995年9月11日初版第1刷発行、2,600円。
    • 入浴の文化人類学。(★★★)

  180. 風呂とお湯のこぼれ話 武田勝蔵著、219頁 村松書館 1977年7月10日初版発行、1991年4月5日新装版第1刷発行、2,000円。
    • 銭湯のこぼれ話。(★★★)

  181. 風呂とお湯の話 武田勝蔵著、248頁 塙新書6 1967年4月15日初版1刷、1996年6月30日初版7刷発行、850円。
    • 風呂、銭湯、温泉についての日本沐浴発達史。(★★★)

  182. 風呂のはなし 物語ものの建築史 大場修著 118頁 鹿島出版会 1986年3月5日第1刷発行、1995年4月30日第7刷発行、 1,300円。
    • 入浴と浴室、風呂の歴史をわかりやすく解説。(★★★)

  183. 別府温泉史 別府温泉協会編集、405頁 いずみ書房 1963年2月1日初版発行、600円。
    • 古代から現代に至る別府温泉の歴史、別府八湯の解説、別府温泉の概況など名湯別府の詳しい温泉誌。(★★★)

  184. 別府温泉湯治場大事典 阿部巌、330頁 創思社出版 昭和62年12月5日第1刷、昭和63年3月20日第2刷発行、3,500円。
    • 別府温泉小史及び別府温泉197湯の詳しい温泉誌。別府温泉を知るためには必読の書(★★★★)

  185. 別府温泉略年表 堀藤吉郎編集、119頁 麻生書店 昭和41年4月30日発行、非売品。
    • 別府温泉の歴史年表。()

  186. 別府市誌 904頁 別府市役所 昭和48年8月31日発行、非売品。
    • 第4編を「温泉」にあて、温泉行政、市有温泉、民有温泉、地質環境、生成過程、医学について151頁をついやして詳細に解説。(★★★)

  187. 別府温泉の実態 別府市役所企画室編集、53頁 別府市役所 昭和41年5月1日発行、非売品。
    • 小冊子であるが別府温泉の歴史、地史、概況、化学成分、利用目的、温泉保護対策、温泉行政のあゆみを網羅した報告書。(★★)

  188. 僕は旅館の番頭さん 安川伸著、192頁、北国出版社、昭和63年7月8日発行、1,000円。
    • 温泉旅館の番頭さんから見た客のすがた。()

  189. ポケット温泉案内 日本温泉協会編纂、272頁 元裕社 昭和14年1月15日初版発行、昭和15年1月14日改版発行、65銭。
    • A6ポケットサイズの温泉案内。「温泉の効能」など簡単な解説付。(★★★)

  190. ポケット温泉案内 日本温泉協会編纂、387頁 山河書房 昭和17年12月10日 発行、1円50銭。
    • 温泉案内を改称し、昭和16年当時のデータをもとに編集したA6ポケットサイズの温泉案内。「この湯の用い方」、泉質効能、旅館、厚生施設、名所旧跡、温泉の歴史を解りやすくコンパクトにまとめており、現代のガイドブック編集者にも読ませたい本の一つ。但し、ザラ紙で、本の状態は非常に悪い。(★★★)

  191. 北海道の温泉 64頁、日本交通公社、昭和31月7日10日発行、150円。
    • 行楽のための温泉ガイドで、今日の温泉ガイドの原点。()

  192. 本邦温泉考 石川成章著、214頁 古今書院 昭和3年11月15日発行。
    第1章 温泉概説、 第2章 温泉の試掘、 第3章 温泉の湧出曲線、 第4章 南紀湯崎温泉、 第5章 京都府木津温泉、第6章 山陰道特に鳥取県の温泉、 第7章 九州の温泉、 第8章 別府温泉、 第9章 温泉と仏教、 本邦温泉に関する文献
    • 単行本に関する文献は6冊のみ、但し、特殊資料として地質学的な資料を詳細に掲げている。(★★)

  193. ホンモノの温泉は、ここにある  松田忠徳著、237頁、光文社新書175、2004年10月20日初版第1刷発行、700円(税別)。
    • ホンモノやニセモノの温泉を追求する温泉教授松田忠徳氏の告発レポート第三弾で、今回も自画自賛の文章が多い。なお、循環風呂が自らの造語というが、本当か?なお、温泉については循環湯が正しい表現と思われる。(★★★)

  194. 万座温泉風土記 萩原進著 195頁 国書刊行会 昭和23年8月15日原本発行、昭和55年10月10日発行、 2,500円。
    • すぐれた万座温泉誌。(★★★★)

  195. 名勝温泉案内 松川二郎著、709頁 誠文堂 昭和2年7月15日 発行、1円50銭。
    • 当時の旅行作家による温泉及び名勝案内。()

  196. 名物風呂の宿 野口冬人著、151頁 保育社カラーブックス739 昭和62年9月30日 発行、500円。
    • 泉質の表示も欠落し、温泉ガイドブックとしては失格。(×)

  197. 山形県温泉誌 541頁 山形県温泉協会 昭和48年12月25日発行、非売品。
    • 第1編 総論
    • 第1章 温泉概説、 第2章 山形県の温泉概況
    • 第2編 各論
    • 第1章 置賜地区、第2章 村山南部地区、第3章 村山北部地区、第4章 最上地区、第5章 庄内地区、文献
    • 各県の温泉誌としては、これ一冊で山形県の温泉の全てがわかる。温泉誌として最もすぐれたものの一つ。(★★★★★)

  198. 湯めぐり歌めぐり 池内紀著 238頁 集英社新書0059F 2000年10月22日第1刷発行、 680円。
    • 子規と道後温泉、茂吉と蔵王、晶子と箱根、かの子と熱海・・・読んで楽しい湯めぐり歌めぐり。(★★★)

  199. 浴槽論 西川義方著、昭和7年発行。
    • (出典:西川義方「温泉須知」文献目録)

  200. 療養温泉 野口冬人著、151頁 保育社カラーブックス548 昭和56年10月5日 発行、500円。
    • 全国療養向き温泉ガイド。()

  201. 旅行用心集 八隅菴庵著 桜井正信監訳 254頁 八坂書房 1993年8月25日初版第1刷発行、 2,000円。
    • 江戸末期の旅行の心得、旅行案内。巻末に江戸温泉案内292カ所が記載されており、「城崎の温泉は、日本一のすぐれた湯とされている。・・・」など、名湯の解説も面白い。(★★★★)

  202. 旅程と費用概算 日本旅行協会(ジャパン・ツーリスト・ビューロー)編集、本文1,030頁、広告等90頁 博文館 昭和13年6月25日発行、昭和14年10月20日27版発行、2円50銭。
    • 大正8年から刊行が始まった「旅程と費用概算」の19年目の大幅改訂版。当時の温泉場について詳しく書かれており、資料価値は比較的高い。(★★★)

  203. 旅程と費用 入沢文明編集、本文940頁 日本交通公社 昭和27年8月1日 発行、900円。
    • 大正8年から刊行が始まった「旅程と費用概算」の戦後版。当時の温泉場について詳しく書かれており、資料価値は比較的高い。(★★★)

  204. 日本一周ローカル線温泉旅 嵐山光三郎著、246頁 講談社現代新書1569 2001年9月20日 第1刷発行、680円。
    • ローカル線による全国温泉旅のエッセイ。(★★)

  205. 女性専用露天風呂 藤嶽彰英、151頁 保育社カラーブックス706 昭和61年5月31日 発行、500円。
    • ガイドブックとしては杜撰。()

  206. 露天風呂 藤嶽彰英、151頁 保育社カラーブックス575 昭和57年7月5日 発行、500円。
    • ガイドブックとしては杜撰。()

  207. 笑う温泉 泣く温泉 日本ヨーロッパ・流行る温泉には法則があった!  山本紀久雄著、377頁、小学館スクウェア、2004年12月1日初版第1刷発行、1,905円(税別)。
    • バブル崩壊後の温泉不況をヨーロッパの温泉と比較し、流行る温泉とは何かを分析。(★★★☆)
         

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