アーサーおじさんのデジタルエッセイ420

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第420 話が尽きた もう書くことがない


 というか、ちょっとわけがあってヘトヘトなのだ。
肉体労働ではなく、これまでやったことのない技能で取り組んでいることが、ひどく疲れさせている。
時間的には余裕があったとしても、頭と意欲が動かない。
そうしてみればひどくキャパが小さいのだなあと、悟ってしまう。
あるいは小さな部屋で内職をしているみたいな、僕の頭なんだ。
作業に必要な道具を広げて取り組んでいるだけでもう、他の作業をする空間がない。
息をついても、両手を畳に着いて、深呼吸をして天井を黙って眺めていても、別のことに取り掛かる隙はないのだ。

よくもまあ、そんなもんで大それた習慣を続けたものだ。
仕方がない、ゆっくりと腹式呼吸をして、暫く静かにしていよう。
頭が回復したら、勝手に動き始めてくれるだろう。
今日は酒も控えめにしておこうか。
喉が渇けば動物でも、水飲み場をさがすのではなかろうか。

             ◎ノノ◎。
             (・●・)

         「また、お会いしましょ」  2008年7月20日更新


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