アーサおじさんのデジタルエッセイ242

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第242話 雪の降らないクリスマス


このごろになると、街角に変り種のツリーが出回る。

白、銀色、赤、青のツリー、素材はガラス、プラスチック、金属など。なんだか円錐のでかいやつが光っていれば「ツリー」のつもりに違いないのである。

もう、自然の木を山から切ってきたものなど見当たらない。

悲しい。私は悲しい。クリスチャンでもないのに、勝手に悲しがっている。

おまけに必ずニセモノの雪が降る。

素敵なクリスマスには雪がつきものなんだろう。

でも、これも気になる。

もう(日本では?)ほとんど雪が降るクリスマスはお目にかからない。

兼六園の雪の写真を思い出す。

当地でも写真がないのだと言う。

過去の雪景色の写真を使っているのだ。

それほど雪が無くなった。昔、古代エジプトは一年が365日の太陽暦を採用していた。

しかし、四分の一日の誤差の調整に閏年を設けなかったせいで一年に6時間が狂った。

4年で一日、1460年で一年の季節が一回りした。おじいさんと孫の季節感は半月くらい違ったはずだ。

我々の時代はそれとは違うけれども、雪を見なくなったのは事実である。

もっとリアルで心温まる、雪のないクリスマスも発明して欲しい。


             ◎ノノ◎   
             (・●・);

         「また、お会いしましょ」 2004年12月11日更新


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