アーサおじさんのデジタルエッセイ232

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第232話 トータル・バイオリズム


べつに科学上の現象ではないものの、はっきりと実証的に現れるので、科学的に考えてみたい気がすること。

オフィスの女性の服の色のことである。

このオフィスは広くて長いので端っこまでは観察できないものの、すぐ隣の女性にはじまって視界の届く限りの女性は、本日は黒の服ばかりなのである。

約1〜2ヶ月前に、隣の女性が黒を着ていた。

その隣を見るとやはり黒の服。思い切って周りを見回すと、ぞろぞろとほぼ例外なく黒なのである。

壮快である。

「どうして?」と訊いても「わあ、ホント!」というばかりである。

別に葬儀があるわけでもない。

それなりにおしゃれのワードローブであろう。

そして本日。

もしかして、と思い、フロアを見渡せば今日も申し合わせたように「黒が制服の日」になっている。

かなりの高率である。

これは何かある。

1、 本日は曇りで太陽が見えない日(やや雨の可能性あり)

2、 前日まで長い間、暑い晴れの日々(リズムが変化した)

3、 前日は祝日で休日(ネジが緩みだるいのか?)

4、 月末に近い

前回のデータがないからこれから研究してみよう。

1、は当事者の言なので、たぶん条件となるのだろう。

こんなことは他社でもあるのか?

それにしても、私が指摘すると、女性たちが顔を見合わせてビックリする。

言わなければ誰も気づかないのだろうか?



             ◎ノノ◎   
             (・●・)

         「また、お会いしましょ」 2004年10月2日更新


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