温泉日記13 沢渡温泉 まるほん旅館

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群馬県沢渡(さわたり)温泉・まるほん旅館 平成12年7月4日

まるほん旅館 檜張り大浴場
まるほん旅館 檜張り大浴場

 草津温泉の仕上げの湯として古えより親しまれている沢渡温泉は、近くの四万温泉や伊香保温泉ほどの知名度は無く、地味な温泉である。
 湯のすばらしさは折り紙つきで(ここには温泉療法の沢渡病院がある)、今回入湯した「まるほん旅館」沢渡丸本の湯は、「一浴玉肌(たまはだ)になる」といわれる美人の湯でもある。。

婦人風呂
婦人風呂

 時代を感じさせる渡り廊下を通り、木造の大きな階段を下りると2つの湯船がある。底には緑色の石が敷かれ目にも鮮やかである。
 船、床、壁が全て桧で造られており天井も高く広い。湯はカルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉。無色透明、さらっとした軽い感じの湯。草津の仕上げの湯とうなずける。     
 源泉は大浴場のすぐ裏、58度の源泉が冷める間も無く注がれている。少々熱い。ちなみに大浴場は混浴。他に女性用桧張りの風呂と家族風呂がある。

群馬県沢渡温泉地図

群馬県吾妻郡中之条町沢渡温泉電話TEL:0279-62-2011
宿泊料金:6,500円〜16,500円(保養に適した細かいユニークな料金体系、要相談)入浴のみ700円 AM10:00〜 PM4:00
交通:上野〜[吾妻線]中之条下車〜沢渡 バス25分またはタクシー15分
車:関越自動車道渋川伊香保ICからR353経由30km

温泉作家 簾田彰夫(★★)


日本鑑定トップ温泉物語目次前に戻る次へ進む平成12年12月16日更新