温泉物語 玉川温泉物語 その3_1 平成17年11月6日更新
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 玉川温泉には、図右側の昔からある「玉川温泉」と、左側の1999年に開業したホテル形式の「新玉川温泉」、そして2004年5月にオープンした「ぶなの森玉川温泉・湯治館そよ風」の3つの宿があります。

  1. 玉川温泉は古くからの建物で旅館部(450名)、自炊部(240名)、約700人が宿泊できます。自炊部は相部屋になり、湯治客専用です。旅館部も相部屋になることが多く、若い人向きではありません。
  2. 新玉川温泉は1999年に開業したホテル形式の宿で約700名、すべて個室になっていますから、今後はこちらの宿に人気がでます。浴室は玉川温泉とほぼ同じ規模、湯量、湯質ですが、こちらには寝湯がなく、歩行湯があります。
  3. 経営はどちらの宿も同じです。
  4. なお、平成16年5月1日にオープンした「ぶなの森玉川温泉・湯治館そよ風」も同じ大噴(おおぶき)の源泉(98度、毎分9,000リットル)から引湯していますから、湯の医薬効能は同じです。
玉川温泉・新玉川温泉・湯治館そよ風案内図

 玉川温泉は、3つとも湯治場に徹しています。1日千人以上泊まる温泉宿に娯楽施設が一切ないのは驚きです。玉川温泉を創立した五代目関直右衛門の「病弱者が安心して湯治のできる温泉にする」というこころざしが今でも生きているからです。
特に「
湯治館そよ風」は21世紀型の「湯治保養温泉」としてバリアフリーの充実した温泉施設ときめ細やかな館内福祉サービスがあり、これまでの温泉旅館とはまったく異なり、新しい日本の温泉リゾートホテルとして注目されています。

 玉川温泉のもう一つの大きな魅力は、岩盤浴(がんばんよく)です。続いて、岩盤浴について説明します。

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