London. National Gallery
「聖アンナと聖母子」
ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵
〈レオナルドの言葉>
女性を描くには、慎み深い姿態を取らせねばならない。両脚はぴったりと合わせ、両腕をつけ、顔はうつむきかげんに、かつ、斜めに傾ける。
(Ash.I, 17.v)
レオナルド・ダ・ヴィンチ素描集「聖アンナと聖母子」
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Cartoon for the Viagin and Anne and The infant ST John. London. National Gallery 「聖アンナと聖母子」 |
| 褐色の色紙に木炭、白色のハイライト。139cm×101cm｡1498年から1499年頃の作品。この《聖アンナと聖母子》の画稿は、マリアの表情がとても優れており、レオナルドの女性の表情の極致を示している。「・・レオナルドの描く女性は、宗教画と肖像画の別を問わず、知性に満ちている。極言すれば、この羞じらいに包まれた知性こそが、レオナルドの女性観の中核をなす。」(裾分一弘)
〈レオナルドの言葉> |
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