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第9話 ファイトクラブ


ブラッド・ピットの「ファイトクラブ」はちょっと変な映画で不眠症の男が2重人格となり、その事を自分で知らないという話だ。ブラピが勝手に働いて頑張るのだ。全米に支部なんかも作ったりする。

 僕は2本立て1300円で三軒茶屋の映画館でそれを見た。つまり、ジギルとハイド?または「小人の靴屋さん」?

 僕の「小人の靴屋さん」は残業がつづくと時々働いてくれる。枕の横の紙切れに、明け方にアイデアがメモしてあったりする。でも、起きて見るとなんだか変なアイデアだ。でも僕はそれがとても気になる。「ともだち旅」って何だろう?"彼"は何を伝えたかったのだろう。"彼"は僕を叩き起こして書かしたのだから、きっと確かなものだ。

 電車の中でもっと考える。う―ん。「ねえ、僕はこんなアイデアが出たんですけど、どお?」と会議室でスペシャリストの面々に訊いてみる。皆は、無言で頷き、白目で天井を見る。

 「小人さん、でき過ぎて普通の人には通じなかったみたい」と、僕は独り言。あれからも、"彼"は良く働いてくれるけど、次の日、超ねむーいのが問題だなあ。


             ◎ノノ◎
            (・●・)

 「おじさんはこの頃疲れてます」 2000年5月10日


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