アーサーおじさんのデジタルエッセイ100

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第100話 2002年の、マインドコントロール


あ、いやだ、また、歌ってる。スーパーの魚売り場で流れている、『♪さかな、さかな、さかなあ、さかなあをー、食べよう♪』という歌。ぜんぜん受け入れる好みではないのに、口ずさんでいる自分。

体はしっかりと吸収しているようだ。安売りスーパーや、ブックオフでのアナウンス。どれも耳に残りやすい。

『さ、そんなお得な○○、さっそく今日から申し込んではいかが!』人間は、好き嫌いだけで脳を埋めるのではないらしい。

そこらへんにあるものを利用して自分の体を仕上げるらしい。


子供の頃、冬休みの宿題で"ミノムシ"の観察をした。

哀れ、囚われのミノムシ君を皮剥ぎ、裸にして、あらかじめ用意した金や銀の折り紙の小さな破片の中に入れておく。

すると何時の間にか彼は、その紙片を使って衣装を作る。

キラキラとした王の衣装のような皮衣に変身するというわけだ。

茶色だろうが、金色だろうが、彼にはあるもの以外に、自分を作る材料はない。

僕等も、自分の姿がいまどんな色なのか、わからないで生きていることはあるかもしれない。


             ◎ノノ◎
             (・●・)

    「また、お会いしましょ。」2002年3月ね日?更新


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